JIOの配筋検査とは?

目次

JIOの配筋検査の目的と役割とは?

JIO(日本住宅保証検査機構)は、住宅瑕疵担保責任保険に基づく検査を行う第三者機関です。配筋検査の目的は、基礎工事で鉄筋が設計図通りに配置されているかをコンクリート打設前に確認する点にあります。

コンクリートを一度打設すると、鉄筋は内部に隠れ、後から状態を目視で確認できなくなります。打設前に行うJIOの配筋検査は、住宅の構造品質を確保するうえで不可欠な工程です。

JIOの配筋検査ではどんな項目をチェックするの?

JIOの配筋検査では、住宅基礎の品質に関わる多くの項目が確認されます。一般的な木造戸建て住宅における代表的なチェック項目は以下のとおりです。

いずれも建物の構造耐力に直結する重要な要素です。JIOの建築士資格を持った検査員が設計図書と現場の状況を一つひとつ照合し、基準を満たさない箇所があればその場で是正を指示します。

参照元:配筋検査とは?8つの検査項目のチェックリストや写真の撮り方、作業を効率化できるツールを紹介|KENTEM[ 株式会社建設システム ](https://www.kentem.jp/blog/construction-reinforcement-inspection/

JIOの検査体制と配筋検査システムの実情は?

JIOの配筋検査は原則としてJIOの検査員が行いますが、一定の条件を満たした事業者であれば、登録された自社の検査員による「自主検査」も認められています。ただしその場合でも、登録された検査員本人が直接現場へ出向いて目視で実査を行う必要があり、他者への代行や書面のみでの確認は固く禁じられています。検査のタイミングは、基礎の配筋が完了した後、コンクリート打設前の段階です。

近年は配筋検査システムの導入も広がりを見せています。AIカメラを使った配筋の自動解析や、検査写真のデジタル管理、チェックリストの電子化といった技術が代表例です。こうした配筋検査システムの活用は、検査品質の向上と業務の効率化に寄与するものとして注目されています。

参照元:自主検査(団体検査員用)検査マニュアル(https://www.zenjukyo.jp/archives/member/data/130426manual.pdf

【AI機能もあり】
配筋検査システム・アプリ
14社を調査しました

本サイトでは、検査品質の向上と業務効率化を実現した配筋検査システムを「商業施設」「トンネル」「橋梁」の3つの現場別に厳選してご紹介しています。それぞれの対応しているAIの機能や選ばれる理由・導入事例もまとめていますので、ぜひご参考ください。

※2025年6月19日編集チーム調べ:「配筋検査システム」とGoogleで検索をして表示された配筋検査システムを提供する会社を選定

まとめ

JIOの配筋検査は、住宅の基礎品質を第三者の視点から確認するための重要な工程です。この検査を受けることで、基礎構造に問題がないか客観的な裏付けが得られます。住宅建築を検討中の方は、施工会社がJIOに加入しているかを事前にご確認ください。配筋検査への立ち会いについても、施工会社に相談してみてはいかがでしょうか。

【現場別】配筋検査システム
おすすめ3選

配筋検査とひと口に言っても、その方法は現場によって異なります。このサイトでは、商業施設・トンネル・橋梁といった、規模や構造に特徴がある現場別に、14社の製品からおすすめの配筋検査システム3選をご紹介します。

※2025年6月19日編集チーム調べ:「配筋検査システム」とGoogleで検索をして表示された配筋検査システムを提供する会社を選定

商業施設向け
ゼネコン21社※1
共同開発された建築対応型

CONSAIT Pro配筋検査

プライム ライフ テクノロジーズ公式HP
引用元:プライム ライフ テクノロジーズ公式HP
(https://www.consait.com/)
商業施設向けの理由

従来の検知技術では困難な奥行きのある配筋をAIカメラが正確に認識。精度の高い検査が必要な商業施設でも、熟練度に依存せずに検査ができます。

鉄筋量が多い大型・多層階の施設でもARスケールで楽に検査写真を撮影可能。画像検索機能や進捗確認の見やすさによって、探す手間を改善し作業時間を約4~5割削減※2します。

トンネル向け
湾曲面も
検出率約100%※3を見込める

Field Bar FB-200

三菱電機エンジニアリング公式HP
引用元:三菱電機エンジニアリング公式HP
(https://www.mee.co.jp/kaisyaan/press/prs250306.html)
トンネル向けの理由

湾曲構造のトンネルでも鉄筋の本数や位置を正確に把握。誤差が出やすい曲面も「湾曲計測モード」で容易に測定が可能で、位置調整の手間が省けます。

トンネル内の天井が低い現場でも、検査機が軽量で分離構造のため、取り回しがスムーズ。足場の限られた狭所でも位置調整などに時間を取られず、効率的に検査ができます。

橋梁向け
橋梁工事向けに
開発された

自動配筋検査AIシステム

JFEエンジニアリング公式HP
引用元:JFEエンジニアリング公式HP
(https://www.jfe-eng.co.jp/dx/case-2.html)
橋梁向けの理由

ドローンを撮影に活用することで、高所作業を伴う橋梁検査の作業負担を大幅に軽減。手作業中心の検査に比べて、約75%※4の省力化を実現したという事例もあります。

これまでの測定方法では難しいPC橋や鋼床版の複合構造にも、AIを用いた画像解析で対応可能。橋長全体の検査・記録が効率的になり、検査品質を向上させます。

※1 2025年9月時点
参照元:プライム ライフ テクノロジーズ公式HP(https://www.consait.com/
共同開発に参画したゼネコン21社:青木あすなろ建設株式会社/ 株式会社淺沼組/ 株式会社安藤・間株式会社奥村組/ 北野建設株式会社/株式会社熊谷組/ 五洋建設株式会社/ 佐藤工業株式会社/ 大末建設株式会社/ 髙松建設株式会社/ 鉄建建設株式会社/ 東急建設株式会社/ 戸田建設株式会社/ 飛島建設株式会社/ 西松建設株式会社/ 日本国土開発株式会社/ 株式会社長谷工コーポレーション/ 株式会社ピーエス三菱/ 株式会社松村組/ 村本建設株式会社/ 矢作建設工業株式会社
※2参照元:プライム ライフ テクノロジーズ公式HP(https://www.youtube.com/watch?v=ryLovLWmvz0&t=7s
※3参照元:三菱電機エンジニアリング公式HP(https://www.mee.co.jp/kaisyaan/press/prs250306.html
ただし過検出を含み、撮影条件等によります。
※4参照元:JFEエンジニアリング公式HP(https://www.jfe-eng.co.jp/news/2020/20200909.html

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